Three Days Monk

社会の荒波に揉まれて揉まれて、今すぐにでも酢の物にできそうなくらいしなびた社会人のたまごが書く日記

ツクツクボウシの季節

おはようございます。

今日も相変わらず暑く、全国各地で熱中症警戒アラートが発表されています。新型コロナウイルスの件もあるので可能な限り外出は控えた方が良さそうな気がしますね。

水分と塩分もよく摂取するように気をつけよっと。

 

 

気づけば8月も中旬で、いろいろな虫の鳴き声が聞こえてくるようになりました。

僕の住んでいる地域は田舎なので、夕方になるとひぐらしの鳴く声も聞こえてきます。夏の匂いや夏の音を聞くとなんだかどこか、懐かしいようなエモーショナルな気持ちになります。

実は夏だけでなく、秋のキンモクセイの匂いだったり、冬の灯油の匂いだったりを感じたときも、それぞれの四季におけるそれぞれの懐かしさを感じます。日本のいいところにはそういった四季があるからこその趣といったものがあると思うのですが、今年に関してはあまり季節を意識することなく1年が終わってしまいそうです。

 

例年であれば、春は花見をして、夏は人混みのなか花火大会へ行って、秋は紅葉を見て、冬は大晦日に初詣に出かけて、といった具合に四季を感じられるイベントを楽しんでいましたが、今年は新型コロナウイルスの影響でイベントは軒並み中止、もしくは自粛を求められているのでイベントを楽しめない、イベントに参加したとしても心の底から楽しむことができない、といったことが起きています。

大体日本のイベントは四季が大きく関係しているものが多いと思うので、そういったものが行われないと、それはつまり四季を感じられないことと同義であると思います。

現に今、お盆休み中も自粛ムードが続いているので、ただ暑いだけの夏って具合に思われている人が多くいらっしゃることだと思います。

 

新型コロナに対する反発、というものに対してネットでは「そんなことしても自分の身を危険に晒すだけ」といった意見がありますが、もちろん正論であると思いますしその通りなのだろうと思いますが、日本のいわゆるストレス社会で生活していて、ストレス発散の方法が大きく制限されたら反発したくなる気持ちもわかります。

 

読書やゲーム、映画鑑賞などインドアなアミューズメントを以ってストレスを解消できる人はいいでしょうが、キャンプや登山、サーフィンやスノーボードなどのアウトドアなアミューズメントを趣味としていて、それによってストレス解消をしている人の場合はどうでしょうか?

 

矛盾している表現かもしれませんが、正論はいつも正しいとは限らないと思います。絶対に人には感情といった要素が関わってきますので、ロジカルな考えだけで結論を出すことはできないと思います。

今こういった状況なので、誰かが別の誰かの気持ちをもっと深く理解しようという姿勢がとても大切になってきます。自分のものさしでのみ測っていては間に合いません。もっと視野を広げるべきです。

 

じゃあこのへんで。